インドア系息子との2019年中学受験日記

【開成、聖光、渋幕合格】SAPIX(サピックス)から2019年に難関中学に挑んだ日記

五年生で算数に苦戦する子の特徴

先日のサピックスの保護者会で、五年生になると算数で苦戦する子(成績が落ちる子)に共通する特徴を聞いたので、ちょっと長くなりますが、ご紹介します。


先日の保護者会で、算数の先生が教科別の今後の勉強法について話す際に、普段と同じ話ばかりではみなさん飽きてしまうでしょうからと前置きのうえ、五年生になると成績面で苦戦する子の特徴を話してくださいました。

大きく次の3つの共通点があるとのことです。

  1. 計算力がない。
  2. 解き方の途中経過を書かない。
  3. 字が汚い、図が雑。

細かく説明すると次の通りだそうです。

1.計算力がない

計算力がある子は、難しい問題も力技で解いてしまうこともあります。一方、計算力がない子は、解き方が分かる問題でも時間がかかってしまったり、計算間違えをしてしまってりするので、それだけでハンデを負っているようなもの。サピックスでは、小学校で学ぶ計算は4年生で全てやるので、今のうちに確実にできるようになって欲しいとのことでした。具体的に、少なくとも2桁かける1桁のかけ算は暗算でできるようにしましょうとの言葉も出ていました。割る数が2桁の割り算を何度もすることで身についていくはずですとのことで、別のブログで出ていたような問題集の指示等はありませんでした。
ちなみに、一つ前の保護者会でも同一の話が出ていたので、我が家は以前から↓をやっています。


2.解き方の途中経過を書かない

これについては、以前のブログで書いたように、分数の割り算が出てくるので子供にとってもメリットが出てくるということをおっしゃっていました。

ちなみに、私が息子の基礎トレを見て感じているのは、途中経過を書かないと、見直しが出来ない(もしくは時間がかかる)というデメリットもありますよね。とはいえ、今まで途中経過の式を息子は書いていないので、最近は一緒に基礎トレをやって、途中経過式の見本を書いてあげています。


3.字が汚い、図が雑

今やっている小数のかけ算、割り算については、子供たちにやり方を教えるとすぐに覚えるそうです。でも、間違えが多い子がいるそうで、それらの子の特徴は字が汚いこと。
筆算をするときに、字によって大きさが異なったり、数字が斜めにずれていたりするので、桁ズレが致命的な小数の計算で苦戦するとのことです。また、最近の受験問題は条件が複雑なものが多いので、図が雑な子は条件整理がうまくできないとのことでした。ですので、これからは字や図が汚い子には注意をしていきますとのお話でした。

実際の現場の先生の意見という点で非常に説得力がありますよね。勉強ができるようになるには、できる子のやり方を真似するのではなく、出来ない子と同じことをしないようにするのが大事とどこかで聞いたことがあります。最近の息子を見ていると、まさに聞いたダメな例に当てはまっている気がしてしまいますので、少しずつ改善していこうと思います。


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