計算練習800題
分数、少数の計算に不安がある息子の為に購入した計算練習800題の問題集。
- 出版社/メーカー: 桐杏学園
- 発売日: 1997/04
- メディア: 単行本
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毎日の朝学でコツコツ進めています。
横でやり方を見ていたら、息子が時間がかかったり、間違えたりする問題は、計算方法にも原因があることがわかりました。
まずは分数の引き算。
5と1/3−3/4のような問題があった時に、息子は、16/3ー3/4に直してから解いていました。
割り算の時はこのようにすることでいいのでしょうが、引き算だとこれでは時間がかかってしまいます。
通分をするときに、引かれるほうの数の分子について大きな数の掛け算をする必要があったり、引いた後で帯分数に直す必要が出てくるので。
ですので、4と16/12ー9/12という過程になるように指導しました。
また、分数の引き算の時に、分母が共通だった場合には、分母分子の間の線を長くして、分母1文字に対して、分子は引き算で書く方法も教えました。
具体的には、7/12ー5/12 を
(7ー5)/12 と書いて、分母の文字数を減らす方法です。(実際に書くときはカッコは書きませんよ)
あと、帯分数を書くときに、息子は分母から先に書いて次に整数部分を二番目に書いてしまう癖があったこともわかりました。
具体的には、3と1/12 という帯分数があった時に、12から書いてしまう。
これだと、整数部分を書き忘れてしまうことがあり、間違いの元です。
こういう細かなことの積み重ねが、計算時間を短縮したりミスを減らすことには非常に重要です。一問で4秒減らせれば、8問あったら30秒近くの短縮できますから。
今回買った問題集は、そういう計算技術的なことは載っていませんが、同じテクニックを使うべき問題が並んでいるので、子供の悪い癖が浮き彫りになってきます。ですのて、直すべきところを、非常に指摘しやすいと思いました。
こういう細かなテクニックは、自分で見つけ出すことも重要でしょうが、他にもたくさんやることが山積みで、計算問題の訓練にかけられる時間はあまりありません。
子供が計算問題集を解く際に、横でじっくりと見てあげて、親がテクニックを教えてしまうのも上達の早道だと思っています。
このブログで紹介した物等をまとめました。
・通塾前に準備したもの
・算数対策本
・国語対策本
・理社対策本
・親が読んだ本
・息子の読んだ本